12/31/2012

今年のおせち - New Year's Dishes for 2013

30日、小坪漁港の魚市場はすでに鰤と上物の鮪ばかりを並べた正月モードになっていた。さらに鎌倉若宮大路に出て見ると、鎌万には氷見の鰤が出ていたので迷わずこれをゲット。ちょっと勿体ないが、今回はこれをおせちの一品として塩麹漬けにして焼くことにした。仕込みに取りかかるや両端を切り落とし、刺身としてつまんでみると、実にまろやかな鰤だ。ところで鎌万では大晦日の夕方、5時半くらいになると、刺身を半値以下にして売りさばきにかかる。もちろんその前に氷見の鰤はすべて消えている。



ここ4-5年は美味しいおせちを探し、予約して正月を迎えていたが、良い店のお高いおせちも結局はおせちでしかないし、そろそろ方向を変えようと考えた。定番的な蒲鉾、きんとん、昆布巻きなど出来合いの品をいくつか買い込み、あとは好きな食材で手造りの品を加えて適当に並べてしまう方がより満足度も高いというのが結論だ。
 


例えば 手間のかからない仕込みでは、数の子を麹屋の浅茅女将のレシピに従って塩麹水につけ置きする。時間は2晩がかりだが、この1品で豪華な雰囲気が加わるはず。僕はさらに京人参を煮て、好物のごまめもアーモンド+桜エビのバリエーションで作ってみた。黒豆はカミさん任せ。今回はローストビーフ作りは日和ったので、Les Enfants Gatéesのテリーヌでもあれば言うことなしなんだけど、これも出かける余裕がなかった。元旦にオープンしている駅ナカで、何か代わりを調達かな・・・。

This is the story of preparing dishes for the New Year's Day including branded yellowtale of "Himi", but I am tempted to skip explaing the detail as I have other things to finish before January 1.

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